一度出来てしまったセルライトは運動や食事制限をしてもびくともしない強者です。この季節どんどん増えてしまうセルライトを、リンパマッサージで1日も早くやっつけて太りにくい身体を手にいれましょう。
身体の表面のボコボコが気になる・・・
最近、朝晩が肌寒くなってきました。寒くなってくると同時に、身体はどんどん体脂肪を蓄えようとするので太りやすくなり、女性の大敵でもある『セルライト』をどんどん増やしてしまうことになります。
最近、二の腕やふくらはぎが硬くなって押すと痛いなと感じる方は得に要注意です。セルライトは食事制限や運動では落とせない厄介物で、放って置くとどんどん冷えやむくみを悪化させてしまいます。
そもそもセルライトとは?
肥満が進んでくると太股も脂肪がついてきて、太くなってきますが、それにともないセルライトも増えてきます。太股がボコボコになるセルライトですが、一体どのような現象で起こるものなのでしょうか?
太ってきて脂肪がついてくると、細胞も『脂肪細胞』となります。
細胞も太ってしまうと、膨れてきて肥大化してきます。細胞が肥大化すると、その周りの血管やリンパ管を圧迫します。血液やリンパ液の流れが悪くなると、1つもいいことはありません。
酸素や栄養を運ぶ血液が流れにくくなるため、満足な栄養は届かず、老廃物の除去もできないため、蓄積されてしまいます。
そのような状態が続くと脂肪細胞の一部が変形することがあります。その結果、あの嫌なボコボコになるわけです。
あなたのセルライトはどのレベル?
セルライトは、皮下組織の血行不良により老廃物が排出されず溜まってしまい、それが悪化してさらに血行不良を招くと行った悪循環が続いた結果によってできたものです。
この血行不良は、普段の運動不足や冷え、ストレス、不規則な生活が慢性化sたことから招くと言われています。まずは、あなたのセルライトレベルをチェックしてみましょう。
レベル1:太股を軽くねじるとボコボコする
外見的にはほぼわかりませんが、セルライトの発生段階であり、このまま行くとセルライトが作られつつあることを示すサインです。
しかし、この状態であればセルライトケアでまだ改善ができるレベルです。
レベル2:手で押さえるとボコボコする
ここからが危険信号点灯になります。夕方になると仕事に集中できなくなるくらいむくみが気になる方に多く、どんどんセルライトが増殖してしまいます。また、毛細血管も切れやすい状態でアザができやすいのも特徴です。
レベル3:何もしなくても肌表面がボコボコしている
むくみがより一層ひどくなっている状態で、セルライトが見えてしまうのは、リンパでも処理できなかった老廃物が皮下組織に溜まってしまっている証拠です。肌のハリやツヤも失われ、改善にはかなりの時間を要します。
レベル4:太ももがパンパンに太く、全体的にボコボコ
このレベルの方は、リンパ液がほとんど停滞しまっており、肌を触るととても冷たく感じるのが特徴的です。
老廃物や毒素の排泄が滞って、さらに悪化した場合細胞にダメージを与え別の病気を引き起こす可能性もあります。
自宅でできる『セルライト撃退マッサージ』
リンパマッサージは体に溜まっている老廃物や硬くなった脂肪を押していくので、痛みを伴うのはある程度仕方のないことです。
レベル4でも諦めずに毎日セルライトケアを行えば、スリムな身体を手に入れられます。
ただし、セルライトを減らしていくには、手順を守らないと効果が半減してしまいます。心臓に遠い部位からマッサージしていくのが基本と心がけましょう。
1.足裏を押す(片足10秒ずつ)
両手で足裏を包み込むようにして、親指を使って足全体を押しましょう。
足裏にはツボがたくさんあり、刺激することで身体の臓器にも影響があると言われています。痛みが強い人は、痛みを感じないレベルでもOKです。
2.足の甲を押す(片足10秒ずつ)
足裏と同じく、甲側もまんべんなく押しましょう。足の甲は押しづらいですが、むくみに良いとされるツボをはじめ、大切なツボがたくさんあるので丁寧に押してください。
3.足指をもむ(片足10秒ずつ)
今度は、両指全体をマッサージします。指の付け根から足先に向かって、1本ずつ丁寧に指先の腹で少し引っ張るような感じで圧をかけて、つまむようにして揉んでいきましょう。細かく入念に揉むことがコツです。
4.ふくらはぎのリンパマッサージ(片足15秒ずつ)
足首からひざ裏のくぼんだ部分の膝窩(しっか)リンパ節まで、左右の手を交互に使いさすり上げましょう。むくみやすいふくらはぎのケアは、手のひら全体を肌にピタッとくっつけてマッサージすることが大切です。
指先に力を入れすぎるのはよくありませんが、指先がなるべく離れないように肌に密着させることがポイントです。
できる限り指を揃えてマッサージしていきましょう。
5.太もものリンパマッサージ(片足15秒ずつ)
最後に、太ももの内側を膝から足のつけ根に向かって左右の手で交互にさすr上げましょう。内側をマッサージした後は、太ももの外側も同じようにさすります。
特に、太もものつけ根にはむくみを解消する重要な「鼠径リンパ節」と呼ばれるリンパ節があるので、入念にマッサージしましょう。
秋冬の間にセルライトを解消しよう!
リンパマッサージというと痛いイメージが持たれがちですが、身体を十分に温めて行うことで痛みも和らぎ、脂肪燃焼の効率もアップ!身体の余分な水分と老廃物を排出して、太りにくいカラダに変えていきましょう!