夜洗濯が時短&効率アップにつながる理由とは?

洗濯は朝にするものと思っていませんか?
実は、夜に洗濯をした方が時間の短縮や効率の良さにつながるというメリットがあるんです。
今回は、夜洗濯のポイントとコツをお伝えします。


下洗いは入浴時間を上手く使って


家事や育児は、朝の忙しい時間に集中しがちです。
洗濯も日中干したいと考えると、朝にやるべきだと思っている人もいるかもしれませんが、実は、夜にやることで大幅な時間短縮や効率アップにつながります。


夜洗濯は、お風呂に入るときからスタートです。
脱いだ洋服をチェックして、泥汚れや食べこぼし、汗染みなどがあれば、そのままお風呂場に持ち込みましょう。
洗面器にお湯と適量の洗剤を入れて、つけ置きします。
湯船に浸かる、身体や頭を洗っている間はそのまま放置。
汗染みのような軽い汚れなら、この時間だけで落とせます。
まだ残っている汚れがあれば、その場で軽く手洗いしておきましょう。


汚れは温度が高い方が落ちやすく、洗剤もお風呂の温度に近い40℃前後の方が冷たい水より洗浄力を発揮します。
また、頑固な汚れはいきなりこするより、つけ置き洗いが効果的。入浴中の時間を有効活用して、効率よく汚れが落とせます。




入浴後すぐに洗濯機を回して、よりキレイに洗い上げる


お風呂から上がったら、そのまますぐに洗濯機を回します。
汚れた洗濯物は洗うまでの時間が長くなればなるほど、雑菌が繁殖し、嫌なニオイの原因になります。
溜め込まずに、脱いだらすぐに洗ってしまえば、その心配も少なくなります。


また、残り湯を使って洗濯をする場合も、お風呂上がりの温度が高いうちの方が汚れ落ちがよいです。
時間が経てば、残り湯にも雑菌が繁殖し、それが衣類にうつるとニオイの原因になることがありますが、入浴後すぐであれば、気にしなくても大丈夫です。


ただし、夜洗濯をすることで、気をつけたいのは洗濯機の音です。
集合住宅の場合は遅い時間に洗濯をすると、近所迷惑になることがあります。
ご近所に住む方のライフスタイルや環境などにも注意を払った夜洗濯を心がけましょう。



夜干しをするときのコツと注意点


洗濯機が終わったら、もうひと仕事。
洗濯機の中に入れっぱなしにせず、すぐにハンガーや物干し台に広げて干してしまいましょう。
ちょっと大変かもしれませんが、ここまで済ませておくと、朝がぐんとラクになります。


このあと、どこに干すかが夜洗濯の一番の悩みですが、外は盗難や放火など防犯上の心配がある上に、夜露で乾きにくいというデメリットがあり、あまりおすすめできません。
部屋干しをすると乾きにくいのが心配ですが、扇風機やサーキュレーター、エアコン等の風で室内の空気を動かしておけば、夜でも洗濯物を乾かすことは可能です。
冬場は暖房も併用すると、より早く乾きます。また、外干しのパリッと感が好ましい場合も、夜のうちにハンガーにさけかけておけば、手早く外に出すことができるので、朝の時間に余裕が生まれるはずです。




いかがでしたか?
ちょっとした工夫で、朝の時間に余裕が生まれてきます。
ぜひ試してみてください。