もうすぐバレンタイン。家族や友人に手作りお菓子をプレゼントされる方もいるのではないでしょうか。お菓子作りにはベーキングパウダーが欠かせませんが、バレンタインのためにわざわざ買うのは・・・と思われる方もいると思います。
そこで、知っておくと便利なペーキングパウダーの代用法を今回ご紹介します。
ベーキングパウダーの主成分は、○○!
ベーキングパウダーとはケーキなどを焼くときに使う膨張剤です。
ふくらし粉とも言われており、その主成分は重層です。そこに酸性剤(酸性の物質)と遮断剤(コーンスターチなど)を添加して作られています。
水を入れて加熱させることで、重層と酸性剤が反応して炭酸ガスを発生し、生地が膨らむという原理です。
ベーキングパウダーの代用法
ベーキングパウダーは『重層』や『ドライイースト』などで代用できます。
ベーキングパウダーがない時などにこれらで試してみても良いかもしれません。
代用案①重層でしっとり仕上げる
焼き上がりがしっとりとなるので、どら焼きなどに使えます。
風味がやや劣る点や、茶色くなりやすい点に注意が必要です。
代用案②ホットケーキミックスに全部おまかせ
ホットケーキミックスは薄力粉やベーキングパウダー、砂糖などがあらかじめミックスされています。簡単にお菓子を作りたいときなどにオススメです。
ただ、何を作っても「ホットケーキミックスの味」になりやすいというところは、頭の片隅に入れておく良いと思います。
代用案③ドライイーストでふわふわに
ドライイーストはパンを焼くときに使いますが、お菓子にも使えます。
ただ、ドライイーストを使用する場合は、発酵時間が必要です。
混ぜてすぐに焼いても膨らみにくいので注意しましょう。
ベーキングパウダーがなくても作れるお菓子レシピ
①ココアのマーブルアイスボックスクッキー
●材料●
・ホットケーキミックス・・・・・130g
・バター・・・・・・・・・・・・90g
・ココア・・・・・・・・・・・・小さじ1
●作り方●
1.ボウルにバターを入れ、白っぽくなるまで混ぜます。
2.1にホットケーキミックスとココアを入れて混ぜます。
3.2をラップにかけ、手で棒状に成形し、ラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。この間にオーブンを170℃に予熱しておきます。
4.天板にクッキングシートを敷き、3を1㎝幅に切り並べて、170℃のオーブンで20分焼きます。
②チーズと小豆のココアどら焼き
●材料(直径10㎝のもの3個)●
・薄力粉・・・・・80g
・砂糖・・・・・・60g
・ココア・・・・・小さじ1
・卵・・・・・・・1個
・牛乳・・・・・・大さじ2
・重層・・・・・・3g
・バター・・・・・適量
・粉糖・・・・・・適量
~フィリング~
・クリームチーズ・・・・80g
・砂糖・・・・・・・・・20g
・つぶあん・・・・・・・大さじ3
●下準備●
フィリング用のクリームチーズと砂糖を混ぜて、チーズクリームを作り、3等分にわけておきます。
●作り方●
1.ボウルに、薄力粉、砂糖、ココアを入れて混ぜ、牛乳と卵を加えて混ぜます。
2.フライパンを熱し、バターを入れて、1を直径10㎝ほどになるように流し入れて両面を焼きます。これを6個作ります。
3.2につぶあん大さじ1とチーズクリームを塗りはさみ、粉糖をふりかける。これを3個作ります。
※ポイント
今回はチーズクリームをとつぶあんを挟んでいますが、生クリームなどでもおいしく召し上がれます。
ベーキングパウダーを使うべきお菓子
上記に代用法を記載しましたが、お菓子を作る時にはベーキングパウダーを使うに越したことはありません。
中でも、ベーキングパウダーを使用した方が良いのが『スポンジケーキ』や『プレーンマフィン』『プレーンクッキー』などのシンプルなお菓子です。
シンプルなお菓子ほど、少しの風味の違いが分かりやすいので、ベーキングパウダーを使うことをオススメします。
お菓子作りが好きなら持っておきたいベーキングパウダー
いかがでしたか?ベーキングパウダーの代用法などを紹介しました。
ベーキングパウダーはさまざまな食品で代用できますが、本来はベーキングパウダーを使用したいところです。
まずは、ベーキングパウダーで作った味を知り、そのアレンジとして代用法で作ってみる!という選択肢を持っておくことで、お菓子作りの幅が広がると思います。
ぜひ活用してみてください。
参考にさせていただいたサイト様