ツライ花粉症の症状を軽減する3つの方法!

身体の不調は、老化への第一歩につながってしまいます。
不調のメカニズムを解明し、健康的なキレイ女子になるための解決方法をお届けします。


今年もついにやってきた花粉シーズン
images
外に出るだけで鼻がムズムズしたり、目がかゆくなったり、くしゃみがとまらなかったり….と花粉症の症状に苦しんでいる人は多いのではないでしょうか?
あまりひどい症状が続くち、仕事やプライベートにも影響しますよね。そこで今回は、花粉症に関するメカニズム、対処法をお伝えします。





『花粉症』のメカニズムとは?
birch-2127012_960_720
もともと人には体内に入ってきた異物と戦い、それを排除しようという防御機能(免疫反応)が備わっています。花粉症はこの免疫反応が過剰に働いている状態です。

まず花粉(抗原)を吸いこむことで、体内に対抗する物質(Ig抗体)が作られ、肥満細胞という免疫細胞に付着します。Ig抗体は体質によって作られやすさが異なり、花粉との接触を繰り返すうちに体内に蓄積されます。

蓄積が一定水準に達すると、花粉症が発症する条件が整うのです。この状態で再び花粉を吸い込んだとき、肥満細胞が刺激され、くしゃみや涙、鼻水、かゆみなどのアレルギー反応を引き起こす物質を放出します。花粉症の不快な症状が発症するのはこのためです。




あなたは大丈夫?8個のチェックリストで確認しよう
quiz-1373314_960_720
花粉症の重症度がわかるチェックリストを用意しました。何個当てはまるか、ご自身の症状をチェックしてみましょう。


【チェック項目】
1.目がしょぼしょぼする、あるいは目がかゆい
2.1日に何回もくしゃみが出る
3.鼻がつまって息が苦しい
4.鼻水を拭いても拭いても出てくる
5.食事がおいしく感じられない
6.顔や手足などの皮膚が肌荒れしたような気がする
7.よく眠れない
8.集中力が足りないと感じる


【結果】
●0個・・・・・・問題なし

●1~3個・・・・花粉症の症状が出ています。セルフケアをしつつも、受診して投薬を受けることをオススメします。

●4個以上・・・・かなり重症の花粉症です。毎年、シーズンが始まる前(1月ころ)から受診して対策してください。




花粉症の症状を軽減する方法
花粉症_001
花粉症の症状を軽減するための生活習慣をご紹介します。

1.花粉をできるだけブロックする
300x290xkafun-megane11.jpg.pagespeed.ic.B-OLhilvcX
花粉症の不愉快な症状を引き起こす原因となる花粉をできるだけ摂り込まないようにしましょう。一番手軽な方法はマスクをつけることです。メイクが落ちにくい女性用のマスクも売られています。鼻腔や鼻のまわりに花粉症軟膏やワセリンを塗ってブロックするのも有効です。
症状のひどい方は、花粉症用のメガネを着用するのもOKです。それでも吸い込んでしまう花粉は、帰宅後のうがいや鼻うがいで排出しましょう。





2.ヨーグルトやハーブティーを摂取する
herbal-tea-1410565_960_720
花粉症によい食べ物や飲み物を積極的に摂りましょう。食べ物で一番オススメなのは乳酸菌を摂れるヨーグルトです。免疫力を調整するには腸内環境を整えることがとても効果的です。
乳酸菌は、糠漬けなどの漬けもの、甘酒や味噌などの発酵食品にも含まれています。飲み物ではハーブティーがオススメです。西洋の民間療法で使われていたハーブには、穏やかな効果が期待できます。
鼻づまりや目のかゆみを和らげるネトル、鼻粘膜の腫れを軽減するペパーミントなどは花粉症対策にぴったりです。




3.規則正しく、冷やさない生活を送る
sleep-375345_960_720
免疫反応を正常化し、自律神経を整えるためには、充分な睡眠、適切な栄養摂取、規則正し生活が欠かせません。忙しくて理想通りの生活が送れない場合でも、できるだけ睡眠時間を確保しましょう。また、とくに女性は体を冷やさないことも大事です。温かいものを摂取する、バスタイムは湯船に浸かるなど、体を温めることも意識してください。


ただし症状が強い場合、あるいは症状が出てから時間が経っている場合、セルフケアだけでは限界があります。最近は眠気をまったく引き起こさない抗アレルギー薬や、舌下で溶かす水いらずの薬もあるので、医師に相談してみてください。内服を基本に適宜目薬などで対処するのが、一番スタンダードな対処法かもしれません。


今日からでもできる習慣を心がけて、花粉症のツライ症状を和らげましょう!



参考にさせていただいたサイト様
https://doctors-me.com/doctor/column/5661