実は、私たちは寝ている間にも痩せているってことをご存知でしたか?
寝ているだけなのに、痩せれるって嬉しいですよね。
食事制限やハードな運動のようにしんどい思いはせず、気持ち良く痩せられるダイエットのやり方についてご紹介します。
寝ている間に痩せているってどういうこと?
睡眠中には脂肪を分解する成長ホルモンが分泌されるため、一晩で約300kcalもの脂肪が消費されます。つまり、睡眠だけで、1カ月1000kacl近く消費することができるはずです。しかし、質の良い睡眠をとれていないと、カロリーがあまり消費されず、身体に脂肪がついてしまいます。そのため、しっかりと良質な睡眠をとって、成長ホルモンをたっぷり出す必要があります。この成長ホルモンは、寝る前にちょっと工夫をするだけで、分泌される量を増やすことができます。
食事制限や、ハードな運動のようにしんどい思いはせずに、気持ち良く痩せられる睡眠ダイエットのやり方をご紹介します。
痩せる睡眠が叶う!夜の習慣
①深呼吸でリラックス
1日のストレスや心配ごとを引きずったまま寝床につくと、深い眠りが妨げられてしまいます。
そんなときは、吸う息が1に対して吐く息が1.5くらいの割合になるように呼吸してみましょう。リラックスを司る副交感神経は息を吐いた時に優位になるため、深い眠りにつきやすくなります。
②ヨガやストレッチでガチガチの身体を解放
寝る前に疲れやストレスでガチガチになった身体をヨガやストレッチでほぐすとリラックスして深い眠りにつきやすくなります。ストレッチで血行を良くすると、寝ている間の脂肪燃焼効果も高まるので一石二鳥です。
※肩甲骨ほぐし
針の糸通しのポーズとは・・・
安眠効果抜群な「針の糸通しのポーズ」に挑戦!
このヨガは、肩甲骨をほぐすことができるので、ダイエット効果も期待できます。
質のよい睡眠は痩せやすい身体&美肌をつくるためになくてはならないものです。
春先で太ってしまった人や疲労を溜め込んでいる人は今すぐヨガマットの準備をしてください!
●用意するもの
ヨガマット
●やり方
1.ヨガマットの上に四つん這いになり、呼吸を整えます。
2.左脇の下に右手を通しましょう。手の平は上向きです。
3.右のこめかみと肩を床につけ、手のひらを上にして右腕を伸ばします。肩や首に力を入れないように注意します。
4.左腕を真上に伸ばしましょう。鼻から深く息をして、5~10秒キープします。
余裕があれば、左手の手の平を背中側に向け、腕に少しねじりを加えてみてください。
肩甲骨をよりほぐすことができます。
5.ゆっくりと四つん這いに戻り、逆側も同じように行いましょう。
③寝るための機能性にこだわったパジャマを着る
身体が冷えると眠りは浅くなります。キャミソールやタンクトップで寝ている人は、肩や背中までカバーしてくれるパジャマに変えると良いでしょう。中でも、身体を締め付けず、吸湿性に優れていて、肌触りが良いパジャマを選ぶと安眠しやすくなります。
④入浴で深部体温を上げる
深い眠りにつくためには入浴でしっかりと身体を温めることが大切です。
就寝の1時間前までに38~40℃のぬるめのお湯に10分ほどつかりましょう。入浴後は血行が良くなった身体から熱が放出され、身体の内部の温度が少しずつ下がっていきます。それに伴い、眠気が生じてくるので、そのタイミングで寝ると深い眠りにつきやすくなります。
お風呂に入れない時は、39~42℃のお湯に両手か両足を3分程度つけると良いでしょう。
寝る前に食べると痩せ体質になれる食材
『寝る前に食べると太る!』というのは、もはや常識ですよね。
しかし、実は寝る前に食べるだけで痩せやすくなる食材が存在します。
ここでも登場するのが成長ホルモンです。
成長ホルモンの分泌をサポートしてくれる食材を寝る前に食べれば、寝ている間に痩せやすくなるとうわけです。
そのほかにも血流を良くして代謝アップさせたり、リラックスさせて安眠に導く食材が睡眠ダイエットのサポーターとなってくれます。
ただし、食べすぎには要注意です。
胃に負担をかけすぎると、かえって熟睡できなくなってしまいます。また、寝る前に食べて良いといっても、寝る1時間前までには食べ終えるようにしましょう。
痩せ体質になれる食材
1.ハチミツ
寝る前に甘いものを食べるなんてこと、ダイエット中はしないと思いますが、少量のハチミツはむしろダイエットの助けになります。
寝る前に大さじ1~2杯のハチミツを摂ると、成長ホルモンの分泌を助けて脂肪が燃焼しやすい身体を作ってくれます。
寝る前に糖質を摂りすぎては太ってしまうので、砂糖を入れていない『純粋ハチミツ』を選ぶのがおすすめです。
2.ナッツ
ナッツには血管を柔らかくする作用があるため、血液がスムーズに流れるようになって代謝が上がります。
3.バナナ
バナナには成長ホルモンを活性化させる作用があります。また、食物繊維が豊富なため、便秘解消効果も期待できます。
さらに、バナナに含まれる栄養素は「幸せホルモン」セロトニンを合成してくれるので、心を安定させ、深い眠りへと導いてくれます。
4.豆乳
豆乳には体脂肪を減少させる作用があります。また、セロトニンを増やす作用もあるので、安眠を妨げるイライラを落ち着かせてくれます。
ただし、大豆製品は摂りすぎるとホルモンバランスを崩す可能性があるので、一日の摂取量を意識して100ml~200ml程度を飲むようにしましょう。
5.納豆
納豆に含まれる酵素は血液をサラサラにして、代謝を上げる作用があります。
6.ヨーグルト
ヨーグルトは朝食べる習慣にしている人も多いト思いますが、実は夜食べる方が、整腸作用が発揮されやすいといわれています。
これは、ヨーグルトに含まれる乳酸菌のほとんどは、腸に届く前に胃酸で死滅してしまいますが、睡眠中は胃酸の分泌が減るので、腸まで届く乳酸菌が増えると考えられているからです。そのため、夜食べる方がよりデトックス効果や便秘解消効果によるダイエット効果が期待できるのです。
まとめ
現代を生きる女性は残業やストレスで睡眠不足になったり、睡眠の質が悪くなったりしがちです。でも、だからこそ質の良い睡眠ができるように、ちょっと工夫をするだけでダイエットや美容に効果テキメンかもしれません。
ぜひ試してみてください。
参考にさせていただいたサイト様
http://fytte.jp/news/health/1406/7_2.php